最近、X(旧Twitter)でシャドウバンが増加しているようです。
2024年11月15日にX(旧Twitter)で11月15日に利用規約を変更(改訂)が行われました。
わたしが運用しているアカウントもシャドウバンの中で最も軽微な「サーチサジェッションバン」になりました。
話題のツイートで検索結果が表示されなくなる、という現象です。
この状態で無邪気にフォロワーさんのポストのいいね周りをしていたら、アカウントロックしてしまいました。
botではないことを証明して、ログイン出来ましたが、フォロワーが表示上は0に。
数時間で正常な値に戻りましたが、まだサーチサジェッションバンが続いています。
特にアカウントの価値や信頼性が影響するとのことで、今回はその仕組みや対策について詳しく考察していきます。
シャドウバンの種類と仕組み
シャドウバンとは、投稿やアカウントが他のユーザーに見えにくくなる現象を指します。
現在確認されている主な種類は以下の4つです。
- サーチサジェッションバン:検索時にセンシティブ扱いされ、表示順位が下がる。
- サーチバン:投稿が検索結果やハッシュタグで一切表示されなくなる。
- リプライデブースティング:リプライが「さらに返信を表示」などに隠され、目立たなくなる。
- ゴーストバン:投稿やリプライが完全に表示されなくなる。
なぜシャドウバンになるのか?
主な原因
- スパム行為に似た行動
手動や予約投稿の連発、短期間での大量アクションが原因とされます。予約投稿は公式機能でありながらスパム判定を受けることもあり、運用には注意が必要です。
- アカウントの価値や信頼性
アカウントがXにとって「有益でない」と判断されると、シャドウバンのリスクが高まります。以下のような行動が該当します
- 他サイトへのリンクを多用する。
- 拡散力が低い投稿や低品質な内容を繰り返す。
有名アカウントとの違い
著名人や大手企業のアカウントは、Xにとって価値が高いため、スパム行為に似た行動をしても寛容に扱われます。
一方で無名のアカウントは、同じ行動を取ると即座にシャドウバンされる可能性が高いです。
アカウントの価値を高める方法
健全な投稿を心がける
- 絵や作品の投稿の工夫
水着やセクシーなイラストは、アカウント価値が低い場合シャドウバンのリスクが高まります。SNS漫画では、キャラクターの顔のアップやバストアップのみを描くことで安全性を保つのが主流です。 - リンクやハッシュタグの節約
外部リンクは必要最小限に抑え、ハッシュタグも2つ以内に絞りましょう。
リプライでの評価向上
- 推しのアカウントを支援したい場合、リプライで価値を高めることが可能です。
- 長文リプライ(80~100字以上)を心がける。
- センシティブな画像を避け、文章のみで交流する。
- 広告(プロモーション)がリプライ欄に挟まれると、アカウントや投稿の評価が上がった証拠とされています。
アカウントの育成期間を意識
新規アカウントは、最初の1週間程度は評価が安定せず、シャドウバンに近い状態になります。
この期間中は投稿を控えめにし、規則的な運用を心がけましょう。
無名アカウントが注意すべきポイント
投稿内容と形式
無名アカウントが拡散を狙う場合、以下の点に注意しましょう。
- 赤裸々なイラストや大きなアクションシーンは避ける。
- シンプルでクリーンな内容を心がける。
活動の分散
現在のXでは、拡散のハードルが高いため、他のプラットフォーム(例: pixiv)での活動も視野に入れるべきです。
規約遵守と慎重な運用
Xでは規約変更が頻繁に行われます。
その都度、新しいルールに適応し、アクションを控えめにすることが重要です。
今回のシャドウバンの原因は?
今回のシャドウバンの原因は色々と思い当たるフシはあるのですが、、、
Xでは、公式サイトで、「してはいけない行為」が明記されています。
- 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
- 特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
- ツイートや返信の送信を自動化する。
- ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
- 複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
- フォローとフォロー解除を過剰に行う。
おはようツイートへのリプのbot化
おはようツイートに対し、どのフォロワーさんへも「おはようございます」と返すことが続き、いわゆるbot化していました。
忙しい中で、返事しなきゃと思うあまり、端的な感じになっていました。
これは、X公式で「してはいけない行為」の一つである、「内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。」に該当すると考えています。
思い返せば、似たような内容で「おはようございます!」リプを連投していることがしばしばありました
攻撃的な内容を含む可能性のある返信も表示する
リプを頂く場合、「さらに返信を表示する」という項目が表示される場合があります。
このとき、フォロワーさんや非フォロワーさんのコメントに「いいね」をしていたことがあります。
上述の「リプライデブースティング」になっているアカウントへのアクションは、当アカウントへも影響があるようです。
「怪しい人」と交流している人も「怪しい人」という考え方だね
同様のポストを連投する
色々とイラストを作成すると、より良いと思うものが後で出来ることもあります。
ついつい、連投してしまったり、リプ欄にポストしたりすることがありました。
これもX(旧ツイッター)としてはbot扱いになるようです。
ただし、反応がある場合は別。
反応もない中で、連投は避けたほうが良いみたいですね。
「反応がある」の目安も、アカウントの価値に依存するそうですが。
ついつい連投してしまいがちですが、「Xとして、閲覧者として価値があるか」という考え方が必要なようです
シャドウバン解除の具体策
- 問題投稿の削除
スパムや違反の可能性がある投稿は削除しましょう。 - 静観する
サーチバンやゴーストバンは、3~7日ほど行動を控えることで解除されることが多いです。 - 慎重な運用に切り替える
- 短期間の大量アクションを避ける。
- フォローやアンフォローの乱発を控える。
とりあえず、静観する。しばらく何もしない。というのが得策のようです
Xを楽しもう!
現在のXでは、著名アカウントが優遇され、無名アカウントが不利になるアルゴリズムが強化されています。
しかし、運用方法を見直し、アカウントの価値を徐々に高めることで、シャドウバンのリスクを回避することが可能です。
SNS運用のポイントは「慎重さと持続性」。
焦らず、じっくりとアカウントを育てる姿勢が求められます。
あなたのアカウント運用は大丈夫ですか?
bot化に注意だね!