にじジャーニーのスタイルリファレンス機能(–sref)は、ユーザーが画像生成の際に特定のスタイルを参照して、独自のビジュアルを作成するのに役立つ機能です。
この記事では、SREFの概要と効果的な使い方を紹介します。
にじジャーニーのパーソナライズ機能について知りたい方は、下記記事を御覧ください。
srefとは?
srefは「Style Reference(スタイル参照)」の略で、アート生成時に特定のスタイルIDを指定することで、異なるビジュアル表現を再現する機能です。
この機能を使えば、統一感のあるデザインを維持しつつ、自由にクリエイティブなアートを作成できます。
SREFの主な用途は、同じプロジェクトやテーマで複数の画像を生成する際に、特定のスタイルを統一したい場合です。
例えば、キャラクターデザインや背景スタイルを揃えることで、一貫性のあるビジュアルコンテンツを作成できます。
srefの使い方
では、さっそくsrefの使い方をご紹介します。
srefの適用
srefを使用するには、画像生成プロンプトに
--sref [スタイルID]
を追加します。
例えば、
--sref 12345
といった形でスタイルIDを入力することで、指定されたスタイルが適用された画像が生成されます。
ランダムスタイル(SREFランダム)
ランダムにスタイルを選びたい場合は、
--sref random
を使用します。
このコマンドで、プロンプトごとに異なるスタイルが適用され、想定外のスタイルが楽しめます。
応用例と効果的な使い方
次に、応用例と効果的な使い方について説明します。
テーマごとのスタイル統一
ブログ記事やアートプロジェクトでは、SREFを使用して画像のトーンやスタイルを揃えることで、視覚的な統一感を高めることができます。
例えば、ファンタジーアートやサイバーパンク風のスタイルを維持することで、テーマに合ったビジュアル体験を提供できます。
スタイルの再現
一度生成したスタイルを再現する際、生成されたスタイルIDを使って同じスタイルで追加の画像を作成することが可能です。
これにより、アートワークの一貫性を保ちながら、複数の作品を展開できます。
たとえば、こんな感じです。
–sref 2755705688
--sref 2755705688
–sref 3353328326
--sref 3353328326
–sref 3454968035
--sref 3454968035
–sref 3575189122
--sref 3575189122
–sref 2536099861
--sref 2536099861
–sref 3933812222
--sref 3933812222
–sref 1982425876
--sref 1982425876
–sref 1065056896
--sref 1065056896
注意点とコツ
注意点とコツが下記です。
- 適切なスタイルIDを選ぶ:
スタイルIDはランダムに生成される場合が多いですが、プロジェクトのテーマに最も適したIDを選びましょう。 - 組み合わせの工夫:
srefは他のプロンプトとも組み合わせ可能です。例えば、特定のキャラクターデザイン(CRE)やカラーパレットと一緒に使用すると、さらに独創的な作品を作ることができます。 - ランダムスタイルの楽しさ:
ランダムsrefを使用することで、新しいスタイルに出会える機会が増え、インスピレーションが広がること間違いなしです。
さあ、–srefを使ってみよう!
にじジャーニーのSREF機能は、特定のスタイルを選択・再現し、統一感あるビジュアルを提供できる強力なツールです。
クリエイティブなプロジェクトにおいて、スタイルを統一しながらも自由な表現が可能になるため、幅広い用途で活用してみてくださいね!
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