最近、AI画像生成技術が進化し、ユーザーが自分の好みに合わせて画像をカスタマイズできる時代になりました。
Midjourneyの新しい「パーソナライズ機能」もその一例で、特にアニメ・マンガ風画像に特化したNijiJourneyにおいて、この機能がどのように役立つのかを解説します。
「アニメ風の画像を生成したいけれど、もう少し自分好みのスタイルにしたい」
「一貫したキャラクターのデザインを維持したい」
と思ったことはありませんか?
それを可能にするのが、このパーソナライズ機能です。
にじジャーニーとは?
NijiJourneyは、Midjourneyのアニメやマンガ風画像生成に特化したバージョンです。
一般的なMidjourneyモデルとは異なり、アニメやマンガのスタイルに最適化されており、クリエイターやアニメファンに愛用されています。
パーソナライズ機能とは?
パーソナライズ機能は、AIにユーザーの好みを学習させ、カスタマイズされた画像生成を実現するツールです。
この機能を使うことで、ユーザーの美的感覚に合わせたアニメ風画像を生成できます。
下記ステップが必要です。
- https://nijijourney.com/tasks にアクセスする。
- 少なくとも200枚の画像を評価する(ユーザーの好みに基づいてAIをトレーニング)
- パーソナライズコード(`–p`)を使用して画像を生成
- 必要に応じて「`–sref`」コードなど他のスタイル指定を併用リスト
パーソナライズ機能の使い方
通常のプロンプト: 1girl, fantasy scene
パーソナライズを使ったプロンプト: 1girl, fantasy scene –p
で比較してみます。
1girl, fantasy scene
1girl, fantasy scene --p
明らかに違った出力になっていることが分かりますね。
パーソナライズ機能のメリット
パーソナライズ機能のメリットが下記です。
一貫したスタイルの維持
パーソナライズを使うことで、キャラクターのデザインや画風の一貫性を保つことができ、複数のシーンでも統一感のある画像が生成されます。
カスタマイズの手間削減
以前はプロンプトに細かくスタイルを指定する必要がありましたが、パーソナライズ機能を使えば、自動で好みのスタイルを反映できるため、プロンプトにかける労力が減ります。
パーソナライズ機能の活用例
パーソナライズ機能の活用例を示します。
キャラクターの一貫性
パーソナライズ機能を使うことで、複数のシーンで同じキャラクターのデザインが一貫するため、物語の視覚的な連続性が保たれます。
「ゲームを遊ぶ女の子」
ゲームを遊ぶ女の子
ゲームを遊ぶ女の子 --p
「ファンタジー風のアクションシーン」
ファンタジー風のアクションシーン
ファンタジー風のアクションシーン --p
パーソナライズ前後で画風が統一されている様子が分かりますね。
srefとの併用
スタイルリファレンス(`–sref`)を使って、さらに詳細なスタイルを指定することも可能です。
例えば、キャラクターの造形を細かく調整したり、背景の色合いを統一することができます。
ランダムに探ってみたい場合は、
--sref random
を追記してみてください。
なお、所望のsrefコードを探したい場合は下記サイトを参考にしてみてくださいね。
—srefについて詳しく知りたい方は下記記事を御覧ください。
トラブルシューティングとヒント
結果が期待と異なる場合: プロンプトや評価を再調整し、もう一度生成を試してみましょう。AIが好みに反応するまでに時間がかかることもあります。
他のユーザーのスタイルを参考にする: パーソナライズコードや`–sref`を共有することで、他のユーザーのスタイルを活用できます。
さあ、にじジャーニーで–pコードを試してみよう!
NijiJourneyのパーソナライズ機能は、画像生成のプロセスを大きく変える可能性があります。
自分好みのアニメ風画像を簡単に生成できるだけでなく、スタイルリファレンスコードを活用することで、無限のクリエイティビティが広がります。
この記事を読んだあなたも、さっそくパーソナライズ機能を使って、自分だけのアニメ風AIイラストを作ってみてくださいね♪
にじジャーニーのパーソナライゼーションのランク付けを10,000回やってみた結果が気になる方は下記記事を御覧ください。